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神経症(ノイローゼ)

神経症(ノイローゼ)は、心因性精神障害のひとつで、疾患等の原因なく、心身に障害が起きるものです。

原因

多くは、目前の環境に適応できず、不安感にとらわれて精神的バランスが崩れることで起きます。症状により、強迫神経症、不安神経症、ヒステリー、恐怖症等に分類されます。

症状

強迫神経症・・・ささいな考えが頭から離れなくなります。
不安神経症・・・過剰な不安感が続き、動悸や息苦しさ、手足のしびれ等があります。
ヒステリー・・・声が出ない、立てない等の身体症状が人前で出ます。健忘、二重人格もあります。
恐怖症・・・赤面恐怖、対人恐怖、高所恐怖、閉所恐怖、不潔恐怖等。

治療

抗不安剤、抗うつ剤、精神療法、行動療法、暗示療法、麻酔分析療法等を行います。

神経症(しんけいしょう)とは、精神医学用語で、主に統合失調症や躁うつ病などよりも軽症であり、病因が器質的なものによらない精神疾患のことをさします。軽度のパニック障害や強迫性障害などがこれにあたるであろう。これらはかつて、不安神経症、強迫神経症と呼ばれていた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』